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子猫のワクチンはいつ・何回打つ?スケジュール表で徹底解説

公開:2026-07-02

「子猫を迎えたけど、ワクチンっていつ打てばいいの?」「何回打てば完了するの?」と疑問を持つ飼い主さんはとても多いです。ワクチン接種は子猫の命を守る最初の大切なステップ。この記事では、初回接種の時期・推奨回数・ブースター接種の間隔を時系列スケジュール表で丁寧に解説します。


なぜ子猫にワクチンが必要なの?

生まれたばかりの子猫は、母乳(初乳)から受け取った「移行抗体」によってある程度の病気から守られています。しかしこの抗体は生後8〜12週ごろから徐々に失われていきます。

移行抗体がなくなった後は、自分自身の免疫で身を守らなければなりません。この免疫を人工的に作り出すのがワクチン接種の役割です。

接種が遅れると、猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症)や猫ウイルス性鼻気管炎など、致死率の高い感染症にかかるリスクが高まります。特に多頭飼いや外出する猫はリスクがさらに上がるため、スケジュール通りの接種が重要です。


子猫に推奨されるワクチンの種類

猫のワクチンは大きく「コアワクチン」と「ノンコアワクチン」に分類されます。

コアワクチン(すべての猫に推奨)

  • 猫汎白血球減少症(FPV):致死率が高く、特に子猫に危険
  • 猫ウイルス性鼻気管炎(FHV-1):ヘルペスウイルスによる上気道炎
  • 猫カリシウイルス感染症(FCV):口内炎・肺炎を引き起こす

これら3種を組み合わせた「3種混合ワクチン」が最も一般的です。

ノンコアワクチン(生活環境に応じて推奨)

  • 猫白血病ウイルス感染症(FeLV):外出する猫・多頭飼いに推奨
  • 猫クラミジア感染症:結膜炎・呼吸器症状を引き起こす
  • 狂犬病:日本では猫への義務接種はないが、輸出入時などに必要

ノンコアワクチンが必要かどうかは、飼育環境や生活スタイルによって異なります。かかりつけの獣医師に相談して判断しましょう。


子猫のワクチン接種スケジュール表

以下は日本小動物獣医師会(JSAVA)のガイドラインや国際的な推奨に基づいた標準的なスケジュールです。

| 時期 | 接種内容 | 備考 | |---|---|---| | 生後8週(2か月) | 3種混合ワクチン①回目 | 初回接種。移行抗体が残っている可能性あり | | 生後12週(3か月) | 3種混合ワクチン②回目 | ①から3〜4週間後 | | 生後16週(4か月) | 3種混合ワクチン③回目 | ②から3〜4週間後。この時期に接種することで移行抗体の干渉を防ぐ | | 初年度完了の1年後 | ブースター接種(追加免疫) | 免疫を維持するための追加接種 | | 以降毎年または3年ごと | 定期ブースター接種 | ワクチンの種類・猫の健康状態で間隔が異なる |

ポイント①:なぜ3回打つ必要があるの?

初回接種を1回だけで終えてしまう飼い主さんもいますが、これは不十分です。子猫の体内にまだ移行抗体が残っている場合、ワクチンの効果が打ち消されてしまうことがあります。

そのため、移行抗体が完全に消えた後に確実に免疫をつけるため、3〜4週間隔で複数回接種するのが世界的な標準です。

ポイント②:生後16週(4か月)の接種が特に重要

生後16週の3回目の接種は、移行抗体がほぼなくなるタイミングに合わせた「締めくくりの接種」です。この接種を省略すると、免疫が十分に確立されないリスクがあります。


初回接種前に確認すること

ワクチン接種は健康な子猫にのみ行います。以下の状態のときは接種を延期してください。

  • 発熱・下痢・嘔吐などの体調不良がある
  • 寄生虫(ノミ・回虫など)の感染がある:先に駆虫治療を行う
  • 保護直後で環境ストレスが高い:数日落ち着かせてから

動物病院では接種前に必ず問診・聴診・触診などの健康チェックが行われます。気になることがあれば遠慮なく獣医師に伝えましょう。


ワクチン接種後の注意点

当日・翌日は安静に

接種後24〜48時間は激しい運動を避け、自宅でゆっくり過ごさせましょう。食欲の低下や軽いぐったり感は正常な免疫反応です。

副反応のサインを見逃さない

まれに以下のような副反応が起こることがあります。接種後30分〜数時間以内に現れやすいため、当日は観察を続けてください。

  • 顔のむくみ・じんましん
  • 激しいかゆみ・呼吸困難
  • 嘔吐・ぐったりして動かない

このような症状が見られた場合はすぐに動物病院に連絡してください。

接種後のシャンプーは控える

接種部位への刺激を避けるため、接種当日のシャンプーは控えましょう。


ブースター接種はいつまで続けるの?

初年度のシリーズ接種が完了した1年後に「ブースター接種(追加免疫)」を行います。その後の頻度は以下の考え方が一般的です。

  • 3種混合(コアワクチン):初年度ブースターの後は3年ごとの接種が推奨される場合もある
  • 猫白血病(FeLV)などノンコアワクチン:リスクが続く限り毎年の接種を推奨

ただし、猫の健康状態・年齢・生活環境によって最適な接種間隔は異なります。「毎年打たなきゃいけない」と思い込まず、かかりつけ獣医師と相談しながら個別のスケジュールを作ることが大切です。


よくある質問

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まとめ:子猫のワクチンスケジュールを守ることが健康の第一歩

子猫のワクチン接種は「生後8週・12週・16週」の3回が基本で、その後は1年後にブースター接種を行います。移行抗体の消失タイミングに合わせた複数回接種が確実な免疫確立のカギです。

「1回打ったからもう大丈夫」ではなく、スケジュール通りに完了させることが大切。迎えたばかりの子猫がいたら、まず動物病院に健康チェックを兼ねて連れて行き、接種スケジュールを立ててもらいましょう。

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