子猫の離乳食はいつから?何をあげる?週齢別の進め方ガイド
公開:2026-07-02
生まれたばかりの子猫がすくすく成長し、「そろそろ離乳食を始めようかな」と思ったとき、何をいつからあげればいいか迷う方はとても多いです。間違ったタイミングや食材を選ぶと、消化器トラブルや栄養不足につながることもあります。この記事では、週齢ごとの離乳食の進め方を段階別にわかりやすく解説します。
子猫の離乳食はいつから始める?
子猫の離乳食は、生後3〜4週齢を目安にスタートするのが一般的です。
生後3週頃になると、子猫は目と耳がしっかり開き、よちよちと自分で歩き始めます。歯も生え始め、母乳以外のものを口にできる体の準備が整ってくるタイミングです。
ただし、あくまで「補助的に始める」段階であり、母乳や子猫用ミルクが主体であることは変わりません。焦らず、子猫の様子を見ながら少しずつ慣れさせていきましょう。
母猫がいない場合は?
保護した子猫など母猫がいない場合も、基本的な目安は同じです。生後3週齢未満はペット用の子猫ミルク(哺乳瓶またはシリンジで与える)を継続し、3週齢を過ぎてから離乳食へ移行します。
【週齢別】離乳食の進め方
生後3〜4週齢:離乳食デビュー期
与えるもの:子猫用ウェットフード(ペースト状)または子猫用ミルクでのばしたウェットフード
この時期は、まだ固形物をうまく食べられません。ウェットフードを子猫用ミルクや少量のお湯で伸ばし、なめられるくらいトロトロのペースト状にして与えましょう。
与え方のポイント
- 1日3〜4回に分けて与える
- 最初はほんの少量(小さじ1/2程度)からスタート
- 指先や小さなスプーンを使って口元に近づけ、においを嗅がせる
- 無理に食べさせず、興味を持ったときに食べさせる
市販の子猫用ウェットフード(パウチや缶詰)の「ムースタイプ」や「スープタイプ」が形状的にも使いやすいです。
生後4〜5週齢:ウェットフード慣れの時期
与えるもの:子猫用ウェットフード(やわらかいフレークタイプも可)
少しずつ固形物に慣れてくる時期です。ペースト状から、少し形の残るフレークタイプへ移行し始めます。ミルクで伸ばす量を徐々に減らしていきましょう。
この時期に気をつけること
- 食後の体重チェックを続ける(1日約10〜15g増えているのが理想)
- 下痢や嘔吐がないか確認する
- 新しい食材は一度に複数試さない
生後5〜6週齢:食事量を増やす時期
与えるもの:子猫用ウェットフード+少量のふやかしたドライフード
この頃になると食欲が旺盛になり、自分から器に顔を突っ込んで食べるようになります。ドライフードを少量のぬるま湯でふやかしたものを、ウェットフードに混ぜてみましょう。
1日の給餌回数は4〜5回が目安です。胃が小さい子猫にとって、少量を頻回に与えることが基本です。
生後6〜8週齢:ドライフードへの移行期
与えるもの:ふやかしたドライフード→徐々に水分量を減らす
離乳の仕上げ段階です。ふやかすお湯の量を少しずつ減らしながら、最終的に通常のドライフードを食べられるよう慣らしていきます。
移行の目安スケジュール(例)
- 6週:十分ふやかしたドライフード(水分多め)
- 7週:少し水分を減らしたドライフード
- 8週:ほぼ通常のドライフード
急に変えると消化器に負担がかかるため、1〜2週間かけてゆっくり移行することが大切です。
離乳食に使ってよい食材・ダメな食材
✅ 使ってよいもの
- 子猫用ウェットフード(総合栄養食表示があるもの)
- 子猫用ドライフード(キトン用)
- 子猫用ミルク(牛乳はNG)
基本的には、市販の「キトン用(子猫用)」と表示された総合栄養食を使うのが最も安全です。手作り食は栄養バランスの管理が難しいため、専門家の指導なしでは推奨しません。
❌ 与えてはいけないもの
- 牛乳:猫は乳糖不耐症のことが多く、下痢の原因になる
- ねぎ・たまねぎ類:溶血性貧血を引き起こす
- 生魚・生肉:寄生虫・食中毒のリスク
- 骨(特に鶏の骨):消化管を傷つける恐れがある
- チョコレート・ぶどう・レーズン:中毒症状の原因
ドライフードへの切り替えで注意したいこと
急な切り替えはしない
フードの種類を急に変えると、消化器が対応できず嘔吐・下痢を起こすことがあります。新旧フードを7〜10日かけて少しずつ混ぜながら切り替える方法(グラデーション法)が基本です。
食べない場合の対処法
ドライフードへの移行を嫌がる場合は、以下を試してみてください。
- ぬるま湯でふやかす時間を長くする
- ウェットフードと混ぜる割合を戻し、またゆっくり進める
- フードの種類を別のブランドに変えてみる
水分補給を忘れずに
ドライフードは水分が少ないため、移行後は常に新鮮な水を置いておくことが重要です。飲水量が増えているか確認しましょう。
こんなときは獣医師に相談を
離乳食の時期に以下のサインが見られた場合は、早めに動物病院へ。
- 体重が増えない・減っている
- 下痢・嘔吐が2〜3回以上続く
- 食欲がまったくない日が続く
- 元気がなく、ぐったりしている
特に生後8週齢以下の子猫は免疫力が低く、状態が急変することがあります。「少し様子を見よう」と思っても、心配なら早めに相談するのが安心です。
よくある質問
よくある質問
子猫の離乳食は、「焦らず・少しずつ・子猫のペースに合わせて」が基本です。週齢ごとの段階を守りながら進めることで、消化器への負担を最小限に抑えられます。体重の増加や便の状態を毎日チェックしながら、愛猫の成長をサポートしてあげてください。
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